日記17

機 上 の 空 論(その2)

 日本には、JALとANAと言う2大航空会社がある。皆さんはどちらがお好みですか?
私はこの二つの飛行機会社が日本の空の翼の両翼と言う想いが合って、いつもどちらか一方に肩よらないように無意識なのか意識的なのかわからない平衡感覚で利用している。
前回はJALだったから今度はANAね、ってな具合だ。
ところが国際線(といってもハワイ=成田間なのだけれど)だけは残念ながら最近はJALをやめてANAに乗ることが多い。
理由はベジタリアンミール。
私は普段ベジタリアンなのでハワイ=成田間はベジタリアンミールを頼むことがほとんどなのだ。JALのハワイ路線はほとんどJALWAYが運行している。このJALWAY、JALとは運営システムが違うのか、、日本語がたどたどしい乗務員も勤務している。
そしてベジタリアンミールが、、、ひどかった。
ベジタリアンミールと言うと日本では言葉的になじみがないかもしれないが、精進料理が日本においてのベジタリアンミールとして、ある特別な地位を占めて歴史もある。
アメリカも日本とは又ちょっと違って入るけど、ベジタリアン料理の文化が歴然としてあって、ベジタリアン用のメニューが用意されているレストランも多い。

私が食べたJALWAYのベジタリアンミールはお粗末なものだった。野菜とチーズとすっぱいヨーグルトが何の工夫もなく機内食で2回も同じように出されたときには絶句だった。全くベジタリアンクッキングと言うものがどんなに深い文化を持っているのか、理解していない人たちがおざなりに作った代物を機内食として2回も出されたら、やはりもう2度と乗りたくないと思ってしまった私の気持ちは理解してくれると思う。
ではANAはとてもいいのかというと、、難しいところですが、それなりに工夫が凝られているのがわかるのです。
私はJALWAYのハワイ航路に乗らなくなって1年以上たつので、現在どのくらい改善が施されているのか定かではないので、どなたかもしJALの国際線で特にハワイ航路のベジタリアンミールを最近食べた方はその感想を知らせてください。



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