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● 2002.6.1●

インド古典音楽の夕べ

 ◆◆再びトゥーンさん達が、新たにカナイヤラルさんがやってくる!◆◆
         ◆◆◆◆インド古典音楽の夕べ◆◆◆◆
          ◆◆◆◆2001年6月1日(土)◆◆◆◆
           ◆午後4時頃開場、6時頃開演◆◆

       
 年々、大所帯に膨らむ、インド古典音楽ご一行が、再び天理に来てくださいます。
タブラの祖先と言われている楽器、パカワジの著名な奏者であるトゥーンさんの陽気
でやさしさに満ちた音楽と、インドの家庭的なカレーの味など、昨年は非常に印象的
なライヴでした。ありふれた日本の片田舎で開かれたお座敷ライヴでしたが、白熱す
る演奏、聴衆と演奏者の緊密な一体感は、本場「インドで行われる通好みの音楽会」
に非常に似ている、とのことです。
さて、今回は、サランギ奏者のカナイヤラルさんも加わって、非常に豪華な夕べと
なりそうです(もっちゃん談)! 各楽器を主役にした小編成の曲、大編成の曲など、
プログラムも充実。実質的に、午後、何時に来られても結構です。早く来られた方は、
トゥーンさんお手製のカレーを食べることができるかも、しれません。インド音楽の
醍醐味を、五感、いや六感で堪能しましょう。

演奏者プロフィール―――――――――――――――――★

トゥーン・マハラジ=シュリ・カント・ミシュラ(トゥーンさん)
1952年、北インドのヴァラナシ(ベナレス)出身。パンディット・アマルナート・ミ
シュラのもとで、幼少の頃からパカワジを習う。若い頃から、故ウスタッド・ジア・
モヒウディン・ダガール(近年惜しまれて世を去った偉大なヴィーナ奏者)など、北
インド古典音楽の中でも、最も古い様式を残すドゥルパッドスタイルの著明な音
楽家たちの、ほぼすべてと共演。インドのみならず、ヨーロッパでも活躍する、現在
もっとも注目される存在。トゥーンは、パカワジのサウンドの呼称のひとつ。
マハラージは王。「トゥーンの王様」というニックネームをもつ。

カナイヤラル・ミシュラ
 北インド古典音楽において、声楽や舞踊、器楽他さまざまな様式に用いられる擦弦
楽器、サランギの著名な奏者。1959年、ヴァラナシ(ベナレス)に15代続く音楽家系
に生まれる。幼少のころより父親である、故ババニ・プラサード・ミシュラ、後に故
ハヌマン・プラサード・ミシュラからサランギを学ぶ。打楽器タブラの巨匠キシャン
・マハラジ、声楽家のラジャン・サジャン・ミシュラなど、著名なミュージシャンと
の共演多数。ヨーロッパでも多数コンサートを行うなど、アコンパニスト、ソリスト
として国際的に活躍。演奏活動の他に、B.H.U (バラナシ・ヒンドゥー大学)の音楽
科にもワークを広げている。

本橋 邦久(もっちゃん)
東京在住。93年、南澤靖浩にシタールを師事。95年より、ヴァラナシ在住の同氏のグ
ル、スラワニ・ビシュワス女史に師事。以後、毎年渡印し学ぶ。93年より、南澤氏
や、バンスリのカルロス・グェラ氏のアカンパニストとして活動。97年、京都・妙蓮
寺でのコンサートを皮切りに、シタールでの演奏活動を開始。2000年、天竺座全国巡
礼ツアーに参加。

金子 哲也(てっさん)
名古屋在住。96年、逆瀬川建治にタブラを師事。2000年1月、渡印し、ヴァラナシ
の、トゥン・マハラジ(シュリ・カント・ミシュラ)氏に師事。パカワジを始める。
2001年、トゥン・マハラジ・ツアーや、「サンギート・メーラ」等に参加。 

鈴木 ユキ
名古屋在住。数年来、バンド等のヴァイオリン奏者として活動。2000年、インド・古
典スタイルのヴァイオリンをこころざし、渡印。ヴァラナシのサティア・プラカー
シュ・モハンティ氏に師事。今回は、タンプーラを担当。

★★入場料:2000円
興味のある方に是非聴いて頂きたい貴重な演奏です。経済的に困難な方には入場料も
フレキシブルに対応致します。当日でも結構ですのでお気軽にご相談ください。


☆フード&ドリンクは「わたる庵」などで。
☆当日、宿泊や出店を希望される方は事前にご連絡ください。

お問合せ
 〒632-0061奈良県天理市永原町437 Rupa 0743-67-0467(FAX兼)
・近鉄・JR「天理」駅からタクシー約10分
・JR桜井線「長柄(ながら)」駅下車、徒歩約15分
・西名阪道「郡山」・「天理」ICから車で約10分
(関西国際空港・伊丹空港から最寄り駅まで直通バス有)
☆詳しい地図(電車用・車用)をご希望の方はご連絡ください。こちらもどうぞ。


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