6月28〜29日 

名田庄村 流星館〜三方町神子 慶運寺にて

6月28日。毎年行われる 名田庄村のMr.LEOというお店の企画「水無月」に夕方からミホちゃんと行って来ました。出演が急に決まり、あわわ、あわわという感じで、会場を数日前まで間違えていたという始末。「えっ!店じゃなくて流星館?!」と大ボケしていたのは私です。

そして、その日、ネパールから関空に着き、そのまま小浜に来て私たちと行動を共にしたミホちゃんの友達ナオミちゃん(富山出身)も旅の疲れをそのままに、連れられるままに会場の名田庄村「流星館」へ。
小浜から約2,30分山に入ったところに「流星館」はありました。着いた時は曇り空。このまま天気が持てば蛍が見られるね〜。
しかし、リハーサルが終わったくらいから、「ざざー」という音が天井から聞こえ私たち3人は「・・・」ナオミちゃんは旅の疲れが一気にピークに達しライブ中も気持ち良さそ〜に睡眠していました。アイリッシュのバンドが出るということでミホちゃんは目を輝かせてバンドの皆さんと話したりセッションしたりしているけど、本番この調子だと何となく不安。そして不安的中。このムスメ・・・本番のセッティングが終わった時点で「しまった!」という顔をしている。カリンバを忘れ、ステージからとりに行っていました。笑。まぁ、使う楽器多いからね。しかしその後も三板の紐がほどけたり間奏の間の楽器チェンジでマイクに頭ぶつけたり・・そして私もつられて間違ってしまった(これは言い訳)でも笑えたのでヨカッタってことにしておきます。お客様にはシツレイしました。反省。ギターの弾き語りメインのステージでしたが、2部にはアイリッシュのバンドとブルーグラスバンド年期の入った演奏に私たちは虜に!「リズムって気持ちイイ!」そして、お互い反省しつつ、家路に着きました。この日は次の日のライブが三方なので私もミホちゃんの家に泊まることに。雨も止み、途中で蛍を見に川に車を止めたりしてナオミちゃんと3人でワイワイ帰りました。帰ってからは「明日のライブの打ち合わせをしよう」という名目がありながらもミホちゃんのインド話に火がつき、写真を見ながらかなり話し込んでしまった。でも、いい感じで旅をしていたミホちゃんがすごく羨ましかったな〜。すやすや・・・

そして次の朝、朝食をとり、今回は2台の車で三方町の神子の慶運寺に向かいました。
今回のライブの企画者は、神子からさらに半島の先に行ったところにある、東陽寺のご住職である、通玄さんです。実は東陽寺でも通玄さん企画で4月の終わりに一人ライブをしたのですが、評判が思いの外ヨカッタので、調子にのって第2回を企画してもらったという経緯でございます。「若狭湾寺シリーズ」と勝手にネーミングして、第3回を秘かに期待している私です。

時間まで少しあるし練習してから行こう!と三方の海岸で通りすがりの人の視線を感じながら練習。陶器でできた壺みたいな楽器「ウドゥドラム」を効果的に使える曲を選んだりしていました。(余談ですが、このウドゥドラムは知り合いの陶芸家さんが5千円で販売している物で、見かけもかわいらしく、音もなかなかステキです。)「サーサー節」と「月ぬ美しゃ」に使うことに決定したところでまた車に乗り込み。神子に向かいます。
海沿いから湖沿いに出て、更に狭い崖の道をクネクネ。神子に着きましたが、お寺の場所が・・・??迷っているところに通玄さんの声が聞こえました。「車はこの辺に停めてください」とのこと。沢山楽器があるのでちょっと生身の移動が大変。
今回使う楽器は、三線、三板、ジャンベ、鈴、レインスティック、カリンバ、バンスリ、ウドゥドラム、等。これを全部持って歩いていると、たいがいのの人は振り返ります(笑)神子のバス停から小道を少し入ったところにこぢんまりとして雰囲気がある慶運寺はありました。天気も晴れてきて、開けっ放しの本堂は「おお!昼寝に最適」という感じ。でも、前日の打ち合わせがインド話になってしまった私たちはそんな余裕もなくリハーサルに入りました。マイクも一応は用意してもらったものの、生音で十分のスペースと雰囲気。結局「このままやりましょうね」ということになりました。
開演の2時になり、村の人々が集まってきました。数日前にメールを送った友達も何名か来てくれていてスペースによい比率で人がうまっていました。
まず初めに、通玄さんの三線での「三宝御和讃」を慶運寺の副住職さんと会場の皆さんで詠われました。私も、この「三宝御和讃」をうたうにあたり、お世話になったのは亡くなった祖母のテープ。当時70歳の頃の祖母のうたを聞きながら不思議な気持ちになりました。鐘の音だけで完成されているうたは美しく、心に響きました。当たり前ではありますが、先人にはマダマダ届きません。。。
そして、私たちのステージが始まりました。初めはミホちゃんのウドゥドラムで「月 美しゃ」を。そしてトークを交えつつ「夏の思い出」をカリンバと三線とレインスティック、そしてミホちゃんのコーラス。ハモリが入ると気持ちいいです。バンスリで「十九の春」に絡んでもらったのも良かったなぁ。「安里屋ゆんた」は皆さんの大合唱でナカナカ盛り上がりました。休憩を含め二時間のライブでした。4時といういい感じの時間に終わることができ、皆さんニコニコ帰っていただけヨカッタ。来てくれた友達らも「ヨカッタよ」と言ってくれました。

ライブが終わった後、上中町末野で陶芸をやっている市村一家としばらく話していました。お父さんのいっちゃん、お母さんのゆきこさんが4歳の長男のリズム君と、この5月に産まれたばかりの次男のアシタカ君も一緒に連れてやって来てくれました。
友達が故に色々とダメだししてもらいましたが、基本的にとても楽しんでくれていたみたいで嬉しかった〜。「アシタカ、すごくよく聞いていたよ」とゆきこさんが言ってくれました。
みんなが帰って、荷物をまとめて、お寺と副住職さんに御礼を言って(ご住職さんはいらっしゃらなかったので)・・・通玄さんが「軽食を用意していますので」と民宿竹中まで。メンバーは通玄さんと通玄さんのシーカヤック仲間の男性二人、ミホちゃん、ナオミちゃん、そして私でした。「軽食・・・」私はこっそりミホちゃんに、「この間も通玄さんに「食事でも・・」と言われ、連れて行ってもらったのだけど量が半端じゃなくて、おいしいのに食べるのが大変だったんだ。だから今日は軽食なんだって。」と余談を添えてしまった。
しかし、お膳を見る限り、「これはフルコース?!」なんかお皿がいっぱいあります。
あれよあれよという間に刺身や寿司でお膳が埋め尽くされ、極めつけはイカの活け作り!人生で一番豪華な軽食を頂きました。通玄さん、民宿竹中さん、ありがとうございます。

長いことかけて頂いた食事の合間に「三宝御和讃」の話から通玄さんから仏教の「悟り」の話を聞いていました。 ライブの話に差し替えて通玄さんは「最近は私も上がることがほとんどなくなりました。緊張するということは自意識が過剰になりおこるんでしょうね。」という。 私もミホちゃんもあがり症なので「そうそう、わかっているんだけどね〜」と聞いていました。けれど、多少の緊張感もないと良いライブができないというのも本当で、その兼ね合いがうまーく調節できるのがプロ。
要は、自分のやっていることに自信があっての自意識過剰な緊張感があれば良いということ。ステージの極意を私は五月の藤木さんの東京公演で思い知らされました。ちなみにその時の私の緊張の種類は自信がないが故の緊張。これのタチが悪いのは上がりすぎるということ。ま〜、まずは自信をつけることですね。

通玄さん:「八月には第3回を企画するつもりなので。」

よろしくお願いしますです。

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