Anichaa〜
アニッチャ、変化し続ける〜  

 今回のイベントで会計そして食堂の方を主に担当することになったメグです。正直言ってなんでこんな事になってしまったんだろうと今でも思う時があります。過去に経験もなく成り行きまかせで進行中です。

 私が“平和の集い”に関わっていくきっかけは、今回フリマ担当になっているくみちゃんを通して、ジョージ、ほず達から伝わり、私たちもフリーマーケットでも開こうかな〜ぐらいの軽い気持ちでのミーティング参加でした。いざその会場になっている正光寺に行ったらすごくシリアスな雰囲気で「あれ?」と思ったのがはじまりでした。
 その後、私はいろいろな事実を耳にして怖くなったと同時に、このままでは済まされないぞ、知ってしまった以上、聞き流すことなんかできない、何か行動を起こさないと手遅れになるぞ、と思いました。

 でも、はじめの私みたいに東海地震と浜岡原発の関連性とか、おそろしさを知らない人はたくさんいるんです。そのことを他人に話をすると「怖い」「知らなかった」と答える人は皆無に等しく、「いつか地震はくるし、死ぬのは一緒」「なんとかなるよ」といった答えがほとんどで、反応の鈍さに言葉が詰まります。それ以上話すのもいやになるけど、伝えなきゃ何も始まらないということもわかっているからもう少し話します。「死ぬときはみんな一緒なんかじゃない。日本中の人が全員死ぬわけなんかないし、大半が被曝してその後つらい人生を送るんだよ。自分も子ども達も。そしたら自分の子どもになんて言うの? しかたなかったんだなんて言えるの? 被曝したら結婚どころか子どもを産むことさえ不安になるんだよ」と。

 私のまわりの人たちの大半は生活のスピードが早すぎて、現実というものに気がつかないのか、気づきたくないのか、とにかくそのスピードをゆるめない。気づいて一歩立ち止まった人達が今ここに集まってきている。私がこの“集い”に参加するようになって、いろんな人達との出会いがあった。(今年は出会いの当たり年)「ここにいたんだ。私をさらけ出してそれを受け入れてくれる人達」そう思ったから(受け入れてもらってるのかな〜?)この“集い”に参加しているんだと思う。

 はるか昔から人々は先祖を見ならい、自分たちの経験、知恵を生かし、動物、植物達と共に、水と緑につつまれた地球で暮らしてきた。そしてその大地の恵みに感謝しながら生きてきた。私たちは自分の力で生きているんじゃない。
 この地球(ほし)の中でいろんな要素(水、空気、土、火)によって生かされているんだ。そのありがたき事に気づいた時、感じとれるはず、大地の鼓動が。                              meg



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