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とろんのPAI通信(5)


 月燦燦、太陽燦燦、愛燦燦。燦燦は「さんさん」あざやかなようすきらめくようす。ひかりかがやくうす。「燦」一文字で、あざやか、かがやくようす。 
 2004年は、地球や世界や日本がどうあれ、ボク自身はサイコー!!の年だったな。ボクのイノチのキャンバス「ムーンビレッジ」、これにボクの内から湧き出るイメージのサイゴのいってきまで形にできたこと、そしてついにボクの前に突如として「究極の女神」が浮上してきたこと。そのエクスタシーの余韻を残したまま年末年始を故郷岡山で過ごした。ボクが生まれたのは倉敷で今は、吉備路が美しい、総社。そのボクのルーツ倉敷は大原美術館のある「美観地区」で有名で、白鳥の遊ぶお堀沿いの道端で「みずえちゃん」が自分で作ったガラスのトンボ玉を使った作品(野の花工房)とともにパートナーの「ああち」が彫った(ことだまキーホルダー)を売っている。ボクは毎年帰国して年末年始を親と弟とともに過ごすのだけど、帰るごとに美観地区を訪れ、ボクのいとしの人の為にはトンボ玉を、自分の為にはこの(ことだまキーホルダー)を買うのが、ボク流の初詣。
 愛燦燦、太陽燦燦、月の光燦燦、今年はこの「燦」という一文字をアートなカタチの梅の木に彫りこんだやつを、自分のために買った。昨年の正月には、「因果系宇宙」を買って、この「とろんのPAI通信」11月号で「銀河系宇宙は因果系宇宙なのだから」と使わせてもらった。ああちのことだま。このカップル、倉敷郊外で(ですぺら庵)という宇宙やってるよ。ああち&みずえちゃん、この3月にPAIにくるんだって???ボクらお互い50代、子供達のため、パートナーのため、そしてなによりも自分の為、しあわせカップルの最先端、いこうよね。そしたら、ひとりでに、よのためひとのためちきゅうのため、にもなるんだもんね。
 昨年はついに「究極の女神」がボクの前に浮上した年。キーパーソンどころかいのちの恩人。彼女、昨年の新潟地震で家が崩壊し、年末年始を唯一のこされた倉庫で家族とともに過ごしている。この「究極の女神」については7月号で描き表してみたいな。その前に今月号では「あき」という女神、だな。キーパーソンどころかいのちの恩人シリーズ第一弾!5月号の「女神」も、お楽しみ!!
 ひとのこころのうきしずみは天の候みたいなもので、はれてはくもり、あめはどしゃぶりゆきあられ、西の空はれては夕焼け、そして東の空なないろにかがやくレインボー!!!。つらくって泣くしかないとき、タイミングよくキーパーソンが現われ、もうダメだ死ぬしかないとイノチが極まったとき、目の前に突如と(いのちの恩人)が浮上してくる。「あき」の誕生日はボクの誕生日の一日前の1月の25日で、今年はちょうど満月だ。満月の誕生日もこの3月号が人の目に触れる頃も沖縄の小さな島の製糖工場で5つ年下の「たかし」とともに働いていて、日本にさくらのさくころ、ふたたびパイ人に変身してゆく。彼らふたりはこの3年半このパターンを繰り返しながらも、(パイ定住)を試みている。「あき」はパイ初の日本レストランを立ち上げたり、ムーンビレッジにたかしがつくった石釜オーブンでパンを焼き、日本食のケータリングなどで密かに生活費をかせぎ、たかしは革細工や畑やCD製作で生活のベースつくりを試みている。ふたりの共同作業はライブ活動で「あき」はさんしん「たかし」はマンドリンと竹笛。パワフルでまっすぐな彼女の歌声に「たかし」のやさしくって繊細できれいな音色が響き交わるとき、キーパーソンどころかイノチの恩人、想い起こすよね。2004年はすでにパイでの3大祭り(にんにくまつり)(かぶとむしまつり)(ロイカトーン)にボクらのバンド(くるくるPAIバンド)で出演していて、もう、パイのキーパーソンだもんね。2005年もみんなで「公私混同の最先端」を歩みながら、いつの日かパイのイノチの恩人になろうよね。ボクら、パイ人、だもん。「たかし」はこの3月5日で27歳になる。「あき&たかし」は3年半前突如とパイに現われ、やさしくもあ!!っと火をつけてくれた。寒々としたバンガローの前に火を燃やし、七輪に火を起こしご飯を作ってくれ、そして、ボクの渇き枯れ果てたキトクのこころとたましいに火をつけてくれくれたのだから。クリヤー&インスパイヤー、だよね。

 話変わって、1月号で鉄橋の話、したよね。PAIへの入り口の「メモリアルブリッジ」日本軍とパイ人共作で1942年完成。土台のコンクリートと鉄の構造部分はほとんど大丈夫だけど、自然の勢いに負けかけてるキトク状態。63年前の朽ちゆく鉄橋を過去を覆い隠さんばかりの樹樹と何故だか抜け落ちてしまった床部分を竹を使ってなんとかしてゆけば、戦車や車はわたれなくっても、自転車や人はいくらでも渡れるし、橋の上でライブだってなんだってできる。おまけに、森の中を流れる小川の温泉だってスグ近くだし、2007年のまつりではこの竹の床の鉄橋も会場のひとつにしたいなあ。過去をムダにしたくないし、過去を成仏させたいし。
 愛と金は有るところから無いところに流れてゆくのが自然の道理。タイ語で財団のことを(ムーン二ティ)という。この63年前の鉄橋修復に祈りを込めて「ムーンビレッジ・ムーン二ティ」を設けて、鉄橋修復の費用にあてたいものです。まずは「なまえのない新聞」の読者、アンタに向けて、ラブコール、だな。

   東京三菱銀行 岡山支店 普通預金 601−0898987「アラカワヒロシ」

MAY LOVE & MONEY GO ROUND        
  ON EARTH!
 愛と金は天下のまわりもの!!
アンタにむけて、とろんよりアイをいっぱい!!!


 http://soul-love-fusion.com  とろんのHP http://amanakuni.net/toron/
 とろんより、アンタに向けて、ちゅ!!!
               
                                       (イラスト:なな)


No.129=2005年3・4月号

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