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世界の暴走を止めるために、
小泉自民党を歴史的大敗に追い込もう!

 参議院選挙投票日まであと10日となりました。

 思い起こせば、「変人」小泉氏が首相になって以来、日本の政治は大
暴走を続けました。盗聴法、有事立法、イラク自衛隊派遣、そして憲法
改悪へと怒濤のように続く日本の軍事大国化。中でもアメリカと一体と
なった「イラク侵略戦争」への参入は戦後史の中でも最も危険な水域に
日本が入ったことを示しています。

 最も注目すべきは、こうした重大な事態が、国会を(つまりは国民を)
軽視する小泉氏によって、何の議論の積み重ねもないまま押し進められ
ていることです。これは日本が、単に軍事大国になるだけでなく、国民
主権、つまりは民主主義を放棄し、ファシズム国家へと突き進んでいる
ことを示しています。教育現場での「日の丸君が代の強制」が示してい
るように、この先に待ちかまえているのは、言論や思想の統制、人心の
抑圧、権利の制限といった息の詰まる未来の姿です。状況によっては、
私たちや、私たちの子ども達に国家が銃を向けるという未来が待ちかま
えているのではないでしょうか。今回の年金問題は、国や政治家が国民
をまったく軽視しているということの一端を現わしているに過ぎないと
思います。

 今、この選挙で自民党の勝利を許すということは、こうした抑圧された
未来、主権を奪われた社会を私たち自らが選択するという意味です。

 私が、皆さんに是非お願いしたいのは、どんなことがあっても、今回
以降の選挙で、自民党を勝たせてはならないということです。私は民主党
を支持する訳ではありませんが、「戦争に荷担しようとすれば選挙で負け
る」という前例をつくることは、民主党の右傾化をくい止める抑止力にも
なるでしょう。
 心ある人は、より市民に近い候補者を選んで頂きたいと思います。
 しかしながら、今回の選挙の争点は、「小泉ファショ政権にYes かNoか」
その民意を問う!ということでなくてはならないと思います。(それ以外に
何が必要でしょう!)

 そして今回の選挙結果は、米国の大統領選挙にも必ず影響します。私たち
日本の人々が自覚し行動することで、世界の暴走をも止めることができるの
です。

 今回の参議院選挙は、記録的な抵当票率だろうと言われています。その中
で自民党が敗北すること、それは即ち「戦後政治の終わり」を意味します。
そのことを明確に自覚し、時代に終止符を打つことで初めて、市民による新
しい時代を本当の意味で開始する素地ができるのではないでしょうか。今回
の選挙では、そうしたことの自覚が私たち一人一人に問われていると思います。

 ぜひ、皆さんお一人お一人のお力をお貸し下さい。どこの党、そして誰に入
れるかは別にして、とにかく「自民党には入れないで!」と回りの方にお伝え
頂きたいのです。あと10日間、それは1000万の人々に意識を通わせるのに十
分な時間です。あなたの意志を一人でも多くの友人・知人にお伝え下さい。

 選挙が終わったら笑顔で、「あの時が時代の転換点だったねぇ」「本当に良
かった」と言いましょう。そのことを楽しみにしています。

 先ずは、一筆啓上

                   2004年7月1日 満月に

                   大野拓夫

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