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「リコール!小泉鈍(どん)一郎」

パキスタンからお願い

日本ジャーナリスト会議大賞2004

★グローバル・ピース・キャンペーン★
OPEN-J BOOMERANG 451【鈍(どん)さまと呼ばせたい】より
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■転送・転載・大歓迎■

■山田和尚■

このブーメランをお読みいただいている、マッド・アマノさんからすごい本を出
版したというメールをいただきましたのでご紹介します。アマノさんとは事ある
ごとにプライベートなメールのやり取りをやってきたのですが、彼は今回も体を
張って『本気』でやってくれていますので、是非ともこの本をご一読くださいま
すようお願いいたします。

また、パキスタンのオバハンからメールが届きました。普段は日本からやってく
る登山家たちのお世話をする旅行会社を経営しているオバハンだったのですが、
米軍のアフガン侵攻の報道のために集まった日本の大手メディアの質の悪さに怒
り出し、手配業務などでメディアからもらったお金を全部つぎ込んで【アフガン
難民を救う会】を立ち上げ、サイトの中でそのあたりを書き綴った「オバハン通
信」をまとめた本が、昨年の第一回JCJ賞を受賞したという怪物、いや、人物
です。

では・・・福井市内の漫画喫茶から・・・バウ。

追伸:新潟と福井を何度も往復している豪華キャンピングカーの画像がアップさ
れました。まずはベッドルームをご覧ください。
http://www.gassan.jp/saigai/bow1.html

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◆マッド・アマノ◆

みなさんこんにちわ。参院選中に自民党の安倍幹事長から「通告書」という名の
「脅迫状」をもらったパロディ屋のマッド・アマノです。

自民党の選挙スローガン「この国を想い この国を創る」を「あの米国を想い こ
の属国を創る」とパロディで"添削"したんです。この作品を自身のホームページ
に転載した中村敦夫議員(当時)あてに「削除せよ」の「通告書」が送りつけら
れたんです。なぜか私には「警告」だけで「削除」要請はなかった。中村さんと
2人で記者会見をやったところスポーツ紙をはじめ毎日新聞や週刊現代などが取
り上げ、東京新聞と朝日新聞が自民党の言論弾圧批判の記事を書いた。小泉首相
は「人生いろいろ パロディもいろいろ」と笑って受け流すくらいのユーモアの
センスがなくっちゃねぇ。

本邦初の「小泉茶化し本」のサイン会を下記の通りやります。ぜひ立ち寄ってみ
てください。

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■出版サイン会のご案内■

★新刊
小泉首相を「怒りと嘲笑」でテッテー的に茶化しまくった本「リコール!小泉鈍
(どん)一郎」がついに書店に並びます。(8月9日より)

★「サイン会」
8月10日(火)午後6時 〜6時30分:コント
        6時30分〜7時30分:サイン会
場所:銀座数寄屋橋の旭屋書店
   中央区銀座5−2−1 銀座東芝ビル1F 阪急百貨店 
   03−3573−4936

★「記者会見」 サイン会の合間をぬって行う予定
安倍幹事長から「通告書」という名の「脅迫状」を受け取った私は安倍氏に同じ
く「通告書」という形の「感謝状」を皮肉を込めて送りつけます。リベンジです。
その文面などは当日、発表します。(プレスリリース)

★「お笑いパフォーマンス」(コント)
小泉首相のそっくりさんが演説をします。今注目の政治コント集団ザ・ニュース
ペーパーの人気役者、「小泉首相のそっくりさん」が特別に駆けつけてくれます。
参院選の際、渋谷で遊説中の小泉首相本人が認めたほどよく似ています。絶対笑
えます。絵になります。カメラ取材にピッタシです。

★「懇談会」
8時以降に会場を移して会食と懇談会の予定。どなたでも参加はご自由です。参
加費は時価です。もちろん自民党員の方でも入場を拒んだりはいたしません。か
と言って民主党員、あるいは民主党支持者だから「割り引く」ということもあり
ません。安倍幹事長から時間が許せばぜひ参加したい、との連絡があったとのこ
と。巡礼帰りの菅直人さんも顔を出されるかもしれません。

★連絡先:ビッグバン 3910−3051 <mad@parody-times.com>

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マッド・アマノ
ビッグバン代表取締役
マイケル・ムーア・プロジェクト実行委員会代表
★e-mail mad@parody-times.com
★Webサイト The Parody Times
URL http://www.parody-times.com/
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◆督永 忠子◆

■パキスタンからお願い■

盛夏お見舞い申し上げます。日本は物凄い暑さとか、慣れない暑さに戸惑ってお
られることと存じます。

さて、過酷なバダクシャン、ワハーンに続き休むまもなく再びアフガンへ。そし
て昨夕、アフガンから帰って来ました。今回はイスラマで少し、ゆっくりしよう
と思っています。大分疲れました。考えてみたら私も60歳ですし、いつまでこ
んなハードなことが出来るのか判りませんので、出来る間に頑張って遊ばないと
!!とも改めて考えているのですが。

先般もワハーンについては、ほんの少しお知らせいたしましたが、ロシア、中国、
パキスタンに囲まれた英露グレート・ゲームの舞台の真ん中、玄奘やマルコポー
ロもキャラバンしたかの地は、イギリスがアフガンから手を引いた1900年代
初頭から、外国人には禁断の地となりました。イギリス人は大物のマルコポーロ
羊を狙って1800年末から1900年初頭にかけて大勢がワハーンに入ったも
のでしたが、1900年初頭以来、ソ連のアフガン侵入までの約70年間は原始
のままでした。(タジキスタンからは草原を突き切って、戦車がやって来て一部
をメチャクチャにした跡が残っていて、無性に腹が立ちましたが)。

今でもマルコポーロ羊は豊富(秋)ですし、岩絵にはサンスクリット文字や卒塔
塔婆の線刻画が刻まれています。何よりも中世の大冒険家マルコポーロによって
「世界で最も美しい草原で、どんなに痩せた動物も10日間で太ることが出来る、
豊かな牧草に囲まれた素晴らしい地域」と表現されているくらいなのです。

パミール(葱嶺)と漢字で表記されるだけのことはあり、草原の斜面には3種類
の葱で被われ、ピンクの濃い葱の花、オフホワイトの花で斜面がきれいでした。
馬方たちは葱をむしり取ってサラダ風に生食したり、炊き込みごはん風に料理、
無造作に食べていました。

そんな素晴らしい草原に住む無知な人々へ、麻薬を携えて商人が町からやって来
るのです。銀の鞍を置き赤いラシャを敷いた馬に乗って・・・。彼らは小さなキ
ャラバンを組んで、人足に日用雑貨も運こばせていますが、中心はアヘンの売り
つけで、アヘン1トーラ(11g )に対して羊1〜2頭と言われていました。そ
の羊の群れを町まで運んで利益も得ますから、彼らは往復で稼ぐわけです。30
0頭も連れ帰れば、莫大な利益です。今年は生アヘンの値段が暴落1kgが100
$足らず、それが90頭(5500$)に化けるのです。

無知な人々はアヘンン中毒の害を正しく受け止めていなくて、子供の夜泣きや、
昼間でも作業や敷物織りの邪魔になるかららと、赤ん坊にまでアヘンを与えるの
です。そしてアヘンが切れたらボロにくるまって家畜小屋のような家の中で呻い
ているだけで、凄く悲惨でした。10月下旬にはアヘン中毒に効く鎮痛剤を山の
ように携え、もう一度行くと現地の警察署長と約束して来ました。警察も判って
いるものの手の施しようがなく、国禁とはいえ逮捕してもどうしようもないと嘆
いていました。

2〜3年前まで中毒者のために仏だったかのNGOが運営する更生所があったの
ですが、むなしい努力に力尽きたのでしょうか、今は閉まったままでした。私た
ちも、鎮痛剤が一時しのぎでしかないのを知っていますが、同じ人間として何か
をしなくては!という思いに駆られます。

それより、この「ワハーン」写真は山のようにあります、どこかのグラフ雑誌と
か週刊誌が買ってくれないでしょうか??現地までの過酷な道中で、3台の車が
(サーフとピックアップ)が文字通りボロボロに壊れ、物凄い修理代に泣いてい
ます。氷河からの雪解けが凄くて、渡川にも泣きましたが、川に嵌まるたび毎の
牽引でどうしてこんなに??というくらいの壊れようです…。座席を浸す氷河水、
積んでいた食料や荷物も水浸し、後部のドアまで外れ、車ごと流されるような氷
河水の勢いには本当に凄いものがありました。

長々とお邪魔しました、11月下旬には日本へ帰りますので、またどうぞよろし
くお願い申し上げます!

督永 忠子
email: nippagrp@isb.comsats.net.pk
Homepage: http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/
「オバハン便り」をお楽しみ下さい。

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◆日本ジャーナリスト会議(JCJ)◆

■2004年 JCJ賞の発表■2004年7月31日 

日本ジャーナリスト会議(JCJ)
〔代表委員〕石埼一二、柴田鐵治、 隅井孝雄、茶本繁正、橋本 進、宮崎絢子
〔事務局長〕守屋龍一

日本ジャーナリスト会議(JCJ)は、1958年以来、年間のすぐれたジャー
ナリズム活動・作品に賞を贈り、顕彰してまいりました。今年は47回目で、賞
は以下のように決まりましたので、お知らせ申しあげます。なお、一昨年からは
「黒田清・JCJ新人賞」を設け、昨年からは「JCJ市民メディア賞」を新設
いたしました。

◆選に当たりました選考委員は次の人々です。
伊藤洋子(東海大学教授)、大谷昭宏(ジャーナリスト)、清田義昭(出版ニュ
ース社代表)、柴田鐵治(国際基督教大学教授)、中村梧郎(フォトジャーナリ
スト) 

◆JCJ大賞には賞状のほかに佐藤忠良氏のブロンズ像「柏」、JCJ賞、JC
J市民メディア賞には賞状のほかに狩野炎立氏の陶額「光炎」を、黒田清・JC
J新人賞には賞状と伊達伸明氏の木製オブジェ、および黒田清氏の遺族出資によ
る賞金50万円を贈呈します。

●贈賞式は来る8月14日(土)、日本プレスセンター・ホール(東京・内幸町)
で「市民とジャーナリズムを結ぶ集い」として行います。午後1時から入賞した
放送作品のビデオ上映、2時から贈賞と受賞者のスピーチなどがあります。

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■2004年JCJ賞受賞作品と受賞者■

《JCJ大賞》
 受賞作  北海道警察裏金問題に対する一連のキャンペーン報道
 受賞者  北海道新聞社・道警裏金問題取材班
 受賞理由 昨年11月以来道警不正裏金作りの事実を約600本の記事で実証
      報道し、道警の全部署を対象に内部調査や特別監査を行わせるに至
      った。圧力の中、警察取材の本義を示し、全国のメディアに影響を
      及ぼした。
《JCJ大賞》
 受賞作  外務省秘密文書の暴露と地位協定の改定を目指すキャンペーン報道
 受賞者  琉球新報社・地位協定取材班
 受賞理由 沖縄返還後の1973年、外務省が在沖米軍基地などの占領軍的な
      特権を最大限存続させ、基地被害に苦しむ自治体や住民に背を向け
      た秘密解釈書「日米地位協定の考え方」を作成。その増補版(83
      年)までを全文スクープするなど、今に至る「不平等の源流」をた
      どって地位協定の抜本的改定を促した。
《JCJ賞》
 受賞作  『戦場の「慰安婦」/拉孟全滅戦を生き延びた朴永心の軌跡』
      (明石書店)
 受賞者  西野瑠美子
 受賞理由 朝鮮から南京、ビルマ、中国雲南省に連行され、日本軍「慰安婦」
      とされながらも全滅戦を生き延びた女性を中心に長年の取材を続け、
      性奴隷支配を含む旧日本軍の本質に迫る著者のライフワークである。
《JCJ賞》
 受賞作  月刊写真誌『DAYS JAPAN』創刊号以来の戦争告発報道
      (デイズ ジャパン発行)
 受賞者  DAYS JAPAN発行・編集人、広河隆一
 受賞理由 大国による非道な戦争が繰り返され、日本も支援参加するという状
      況を見据え、日本と世界のフォトジャーナリストの良心と技術を集
      めて「殺される側」に立った写真誌を創刊し、戦争に対する告発を
      続けている。
《JCJ賞》
 受賞作  NNNドキュメント'04『大地を踏みしめてもう一度』
 受賞者  日本テレビ/制作スタッフ一同
 受賞理由 地雷で足を失ったアフガニスタンの子どもたちのために義足を無償
      で作り続ける奈良市の義足会社社長と、それに協力する若者たちの
      姿を通して、真の人道支援とは何かを問いかけている。
《JCJ市民メディア賞》
 受賞作  『世界は変えられる/TUPが伝えるイラク戦争の「真実」と「非
      戦」』(七つ森書館)
 受賞者  TUP(平和をめざす翻訳者たち)
 受賞理由 イラク戦争開始直前から、反戦のための世界の情報の検索とその速
      やかな翻訳・配信をめざして翻訳者たちがメールマガジンを立ち上
      げ、著名人を含む有益な発言などを紹介し続けた。新しい情報ツー
      ルを駆使した市民のメディアといえる。
《黒田清JCJ新人賞》(第3回)
 受賞作 『9・11ジェネレーション/米国留学中の女子高校生が学んだ
      「戦争」』(集英社新書)
 受賞者  岡崎玲子
 受賞理由 米国東部のエリート高校に留学中の日本人少女が遭遇した9・11
      事件と、引き続くアフガン、イラク戦争を巡って、率直な感性で米
      国の若者の思考を分析し、自身の考えをまとめて行く過程は、現代
      史の一側面の貴重な証言になっている。   

日本ジャーナリスト会議(JCJ)
〒101−0064 東京都千代田区猿楽町1−4−8松村ビル401号
電話:03−3291−6475 FAX:03−3291−6478
ホームページ:<http://www.jcj.gr.jp> Eメール:<jcj@tky.3web.ne.jp>

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