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メルボルンに到着した

核のない未来をめざす国際平和巡礼からのレポート

砂漠を歩く

写真はいずれも国際平和巡礼のサイトより

寒中お見舞い申し上げます。

先週末にメルボルンに到着しました。
オーストラリアでの巡礼も残すところ一ヶ月あまりです。

メルボルンでの3日間は、それぞれの友人や家族に会いに行ったり、町へ出ている人
も多かったので落ち着かない数日でした。明日からはまたグループが一つのところに
集まるので、これで少し落ち着くかもしれません。

今朝は、ベニ−というオーストラリア国内の運動では有名な方が、フリンダース通り
駅前の広場で、放射能マークの描かれたドラム缶を積み上げた上で、ミサイルの模型
を手に反核を訴えるマイムを披露してくれました。
もちろん注目度は抜群で、朝の通勤ラッシュの車から手を振ったり、声をかける人も
いました。
横で日本山妙法寺の矢向庵主さんという若い尼さんが、うちわ太鼓を撃ってお祈りし
てくださいました。
メルボルンとしては珍しく(ここはなかなか核問題に関心が薄いので、オーガナイ
ザーは苦労しています)、ラジオのインタビューや、新聞の取材も何件かありまし
た。

その後のウォークも、気持ちよく晴れた青空のもと、地元メルボルンにお住まいの日
本人の方々も加わって、およそ15キロを元気に歩きました。メルボルンからは、3歳
のお嬢さんを連れて参加してくださった方もいて、カラフルな旗の舞う楽しげな巡礼
団でした。

レインボーカラーの旗は、今回の巡礼のためにベニ−が特別に作ってくださったもの
です。
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昨年12月にオリンピックダム鉱山を出発して以来、3ヶ月に亘って巡礼の先頭を歩い
てくださいました日本山妙法寺グラフトン道場の安田純さんが、昨日アメリカへ帰国
されました。
私自身が12月の末から日本へ帰ってしまっていたため、いなかった8週間を埋める間
もなく発たれました。文化も習慣も異なる環境の中で大変なご苦労をおかけしました
が、特に若い参加者にはたくさんの事を学ばせていただきました。
遠く乾燥した大地で、不自由な生活の中いつも先頭を歩いてくださった安田庵主さま
に、心から感謝します。ありがとうございました。

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オーストラリアで現在歩いている参加者のうち、日本へ来るチケットを予約している
のは今日の時点で17名です。
ここにアメリカから参加予定の4名、そして現在ビザを待っている7名、そして日本人
の参加者が加わって25〜30名となる様子です。

アボリジニの参加予定者二人は、北部と南部、それぞれの長老の男性が4月はじめか
ら北海道までの参加を考えています。
他の地域での参加は、もう少し近くならないと分からないようです。

参加者の詳しいプロフィールは、追ってそれぞれの地域へお知らせします。

メルボルンは例年にない寒さで、朝晩はジャケットを着ないと外へ出られないくらい
寒くなっています。夏のつもりで来ると、風邪をひきそうです。実際、ここでもイン
フルエンザが流行っているようで、メルボルンで合流する予定だった人の中でも、寝
込んで出て来れなかった人が何人かいたようでした(><)

日本でも今年の風邪は性質が悪いので、どうぞお体を大切になさってください。

2003年2月23日

野川温子
国際平和巡礼事務局

電話 090-3654-4035
ファックス  020-4624-2930
inori-heiwa@jeans.ocn.ne.jp
URL: http://rainbow.or.tv/walk/kokusaiheiwajyunrei/

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