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『ヒロシマ・アピール』

NO DU 劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・プロジェクト

■山田和尚■

今年の2月頃のことでした。『劣化ウラン』という言葉を日本のメディアがなか
なか取り上げてくれないという時期がありました。すでにネット上ではさんざん
流され始めたこの『劣化ウラン』という言葉をどうにかして、ごく一般の人たち
に知らせたいと言う思いから、私自身が広島に入り、広島の人たちに提案させて
いただき、3・2 NO DU NO WAR 6000人の人文字を描くことができました。

この人文字が成功した効果もあってでしょうか、この日を境に各メディアはまる
で堰を切ったように『劣化ウラン』について、それまでよどんでいた情報を流し
始めてくれました。

その人文字の提案をヒロシマで受け入れてくれた方が、下にご紹介する森瀧春子
さんです。森瀧さんは人文字の以前から劣化ウランのことを緻密にそれも大胆に
ヒロシマの人たちの先陣をきってやってらっしゃいました。

人文字の空撮の写真が表紙になった、『ヒロシマ・アピール』は、劣化ウランに
ついて、たいへん分かりやすい本となっています。是非お読み下さい。
また、この第二版改訂版の販売金が英語版の制作資金となります。
この本をアメリカで広めて行くためにも、是非、ご協力くださいますようお願い
いたします。

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◆森瀧春子◆

<NO DU 劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・プロジェクト>からのお知らせ
【劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール】第二版改訂版発行について

広島の森瀧春子です。
6月に広島で発足した「NO DU劣化ウラン弾禁止広島プロジェクト」は、
6月〜7月に「イラク戦争被害・劣化ウラン弾ヒロシマ調査団」を派遣しました。
土壌、チリ、尿、水等のサンプルを採集し持ちかえり、現在広大と金沢大学で調
査分析中です。

同時に冊子「劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール」を刊行しました。
第1版2000部を8・6に間に合わせようと8月5日に出版したところ8月中
になくなってしまい、急ぎ、改訂版として第二版を9月10日に5000部刊行
致しました。お待たせしていた多くの方々にはご迷惑をおかけしましたが早速発
送させていただきました。今後、本格的に多くのみなさまに領布して行きたいと
考えております。

イラク戦争に全国、世界中の人々と共に、ヒロシマからも反戦の声を揚げて来た
にもかかわらず、米英両国は侵略を断行し、結果無残な殺戮、潰滅のみならずイ
ラク国土の永久的な放射能汚染をもたらしました。

アメリカが一方的にしかけ、一方的に宣言した終結、その二ヶ月後の7月にヒロ
シマからの調査団としてイラクに行った時この眼で見たものは、米英占領軍のも
とで破壊されたままの生活環境の中に取り残されているイラク民衆と、脅えなが
ら民衆に銃口をつきつける米兵たち、それは戦争のただ中に置かれている姿でし
た。

12年前の湾岸戦争が今日まで引き起こしてきているイラク民衆への悲惨な劣化
ウラン弾放射能被害、更に今回の戦争で加えられた劣化ウラン弾の都市部への攻
撃は既に取り返しのつかない事態をもたらしつつあります。

放射線測定器で測定しただけでも10〜100倍以上もの放射線が、バグダッド、
バスラなどの人口密集地で測定されています。バグダッドで採集したチリのサン
プルからは都市部での劣化ウラン弾使用が証明されています。

「劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール」はこれまで日本、世界各地で
取り組まれてきた劣化ウラン弾禁止のための成果に学び、これからどう取り組ん
で行くか、そのために現実から学び取るべきものは何かをできるだけ具体的に、
資料・報告を網羅したアピールにしています。

3・2 NO DU NO WAR 6000人の人文字の空撮を使用したニューヨークタイム
ズへの意見広告分、それへのホワイトハウスからの反論さらにそれに対する反論、
8月に招聘したイラクの医師たちの現場からの報告、戦争直前、戦争後の二回ヒ
ロシマから訪問したときの写真、豊田直己さんのフォト・レポートなど多くのイ
ラクの写真も使い、分りやすくイラクの実態を伝えようと努力しています。

放射能被害の怖さを知るヒロシマから「放射能兵器・劣化ウラン弾禁止」のため
のキャンペーンの有効な手段として出来るだけ多くの方々に手にしていただけた
らと願っています。
尚、現在「ヒロシマ・アピール」の英語版の出版の準備に鋭意取り組んでいます。
アメリカをはじめとする世界的な連携なしには劣化ウラン弾禁止の実現が出来な
いからです。

「ヒロシマ・アピール」第二版の販売金が英語版出版のための資金になります。
是非ご協力下さい。

●『劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール』●
1冊 700円 (20冊以上まとめての注文は1冊500円)  
ご注文はこちらへ:
mailto:order@nodu-hiroshima.org
FAX 082‐922‐2595(森瀧)
詳細は :
NO DU(劣化ウラン弾禁止)ヒロシマ・プロジェクト
http://www.nodu-hiroshima.org/

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◆内山 隆◆

9.17。700人が集まり、ともにオッケドンムしました!

●朝日新聞
<http://www.asahi.com/national/update/0917/044.html>
●共同通信
<http://www.kyodo.co.jp/?PG=PHOTO&PGN=1>
●毎日新聞
<http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030918k0000m040086001c.html>
●時事通信
<http://www.jiji.com/edit/photo/photo.html>

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【OPEN-J BOOMERANG 376より】

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