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Peaceful Tomorrow Walk

平和な未来へのグラウンド・ゼロからの行進


今年1月から5月にかけて、シアトルからNYグラウンドゼロまで主にアメリカの核、軍事産業の拠点をヒロシマの灯が巡るピースウォークを先導したアメリカNY州にある日本山妙法寺グラフトン道場の安田行純法尼(通称じゅんさん)が、来月(11月)広島から四国愛媛、香川、そして岡山、兵庫、大阪、最終奈良の天理にある桃尾の滝まで約三週間、平和行進を行います。
アメリカより、一緒にNYまで歩いた人たちや、対イラク戦争の経験者で今は平和活動を行っている元軍人の人たちなど、約九名が来られ、日本の人たちと共に歩きます。当初は9・11の遺族の方(お兄さんを亡くした男の人)も来日して一緒に歩く予定でしたが、先のバリ島でのテロ以来、その方のお母さんがとても心配され、モもし飛行機や見知らぬところでテロに会って何かあれば・・もうこれ以上息子を失いたくない!モという強い思いで断念されたそうです。いまのアメリカの、特にご遺族にすれば無理のないことだと思われますが、その亡くなったお兄さんは一度は貿易センタービルの外まで逃げて無事だったそうですが、車イスの同僚を助けに戻って命を落とされたのだそうです。そしてその美談をブッシュ大統領が報復戦争を正当化することに使っているそうで、来日予定だった弟さんはそれに強く抗議していると聞いています。そんな平和を望む多くの遺族の人たちのメッセージを携えて広島から歩かれるということです。
  
どこかで機会がありましたら1日でも参加されたり、平和の集いを一緒に持たれたらどうでしょうか。

詳しくは下記の呼びかけ文をお読みください。

WALK IN BEAUTY,  ハル 山口 晴康

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         Peaceful Tomorrow Walk from Hiroshima, NY
         平和な未来へのグラウンド・ゼロからの行進

「昨年9月11日に起きた同時テロ事件の1周年を、更なる戦争を引き起こす言い訳に使うアメリカ政府に対し、今こそ私たちが全力を尽くしてこれを止めなければなりません。私たちは愛する家族や友人を一瞬に失いました。その死をメ平和な明日モへ向かい行動することで償いたいと願っています」
(Peaceful Tomorrows9・11遺族の会 Kelly Campbellさんのメッセージより引用)

2002年晩秋の11月1日、「広島平和公園」をスタートし、奈良県天理市の「桃尾の滝」まで三週間の平和行進が行われます。
この行進は「Peaceful Tomorrow Walkfrom Hiroshima, NY〜平和な未来へのグラウンド・ゼロからの行進」と名付けられ、日本山妙法寺アメリカ・ニューヨーク州グラフトン道場の安田行純法尼の発願によるものです。
安田法尼は、今年の前半(1月15日〜5月12日)アメリカ西海岸のシアトルからニューヨークのグラウンド・ゼロ(世界貿易センター跡地)まで、57年間灯し続けられていた広島原爆の火をたずさえたアメリカ横断「広島の灯諸宗教合同巡礼」を先導されました。
この行進はアメリカ各地で深く傷ついた数え切れないほどの多くの人々の心に愛の光をともしました。今回の行進ではヒロシマの火は運びませんが、ニューヨークの爆心地グラウンド・ゼロに到着したその深い思いと平和な明日への願いと誓いをたずさえて、共に「合同巡礼」を歩かれたアメリカの方々、そして対イラク戦争の経験者で現在は平和活動に従事している元軍人の方たちが、9・11遺族の会のメッセージを携えて、日本のグラウンド・ゼロ広島から歩きます。

Peaceful Tomorrow とは、ニューヨークの同時多発テロで亡くなったご遺族の方々の間で生まれた平和グループの名称で、非暴力運動の指導者である故マーティン・ルーサー・キング牧師の言葉から名付けられました。

   Wars are poor chisels for carving out peaceful tomorrows
 戦争で平和な未来は創ることはできない
 Martin Luther King Jr

日本には平和憲法第九条があります。これは日本国民だけのものでなく、世界中の人々の宝です。日本政府はこの憲法をなくして有事法制という法律を作り戦争への道を再び築こうとしています。これ以上広島・長崎の原爆で亡くなった人々、9月11日に亡くなった人々の犠牲を無駄にすることはできません。
今現在も、アフガニスタンで、イスラエル、パレスチナ、イラク、中東諸国、東南アジアはじめ世界中で多くのいのちが犠牲になり、そしてなりつつあります。

     国と国の利害をこえて、この美しい地球を守るために、
    ともに一歩でも「平和な明日」への願いを込めて歩いてください。
 
この行進の最終地点である奈良・桃尾の滝は、古来からの神々や仏様が住まわれる聖地であり、日本の滝行の発祥の地でもあります。日本山妙法寺は、大正5年、山主藤井日達上人がこの地で断食、滝行でお受けになったビジョンによって世界平和実現に向けて行脚することにより始まりました。ここに一人の日本山僧侶のご誓願により、約20年にわたり黙々と建設されてこられた石造りのお仏舎利塔がこのほど完成し、来る11月23日に落慶大法要が行われます。

お仏舎利塔は約二千年前にインドのアショカ王が戦争の空しさに気づいて二度と戦争をしないという「不殺生戒」を立てて、当時インドに八万四千の塔を建てた歴史があります。二十世紀に入って再びお仏舎利塔が非暴力・平和のシンボルとして、世界中に建立されはじめました。
その非暴力のシンボル、平和の塔に向かって一歩一歩ヒロシマより歩いてゆきます

Peaceful Tomorrow Walk 日程

11月 コース
1(金) 広島平和公園→広島港(フェリーにて)→愛媛県松山
2(土) 松山 今治
3(日) 松山城→桜三里PA
4(月) 桜三里PA→西条JRいしづちやま
5(火) JRいしづちやま→土居or延命寺えひめTS
6(水) えひめTS→香川県豊浜 JRみのうら
7(木) JRみのうら→姫浜→金比羅宮
8(金) JRことひら(電車にて)→岡山県JRうえまつ→倉敷 阿智神社
9(土) 阿智神社→岡山 曹源寺
10(日) 曹源寺→西大寺→備前 JRにしかたかみ
11(月) JRにかたかみ→兵庫県赤穂 普門寺
12(火) レストデイ (赤穂)
13(水) 普門寺→斑鳩寺→太子町 太子東
14(木) 太子東→加古川 地球学校又は鶴林寺
15(金) 地球学校又は鶴林寺→神戸JRまいこ
16(土) JRまいこ → 神戸JRすみよし
17(日) JRすみよし → 宝塚 大法教団
18(月) 大法教団→大阪 アメリカ領事館→日本山妙法寺大阪道場
19(火) 大阪道場→四天王寺→奈良 竜田
20(水) 竜田→法隆寺→天理
21(木) 天理→石上神宮→日本山妙法寺桃尾の滝御仏舎利塔
22(金)
23(土)桃尾の滝御仏舎利塔落慶大法要

毎日約25k歩きます。コースは、多少変更する場合もございます。一日、一時間でも、共に歩かれたい方はもちろん、途中の食事や宿泊場所のご提供、また荷運びなどのサポートも有難く歓迎させていただきます。できれば毎日のウォーク終了後、地元の方との交流の場を持ちたいと願います。夕食を共にしながら少しの時間でも、それぞれの文化、平和への想いが触れ合う機会が持てれば幸いです。尚、その際日本の習慣でもありますお酒での歓迎はご遠慮させて頂きます。平和行進は、ノーアルコール、ノードラッグ、ノーバイオレンスが基本です。どうかご理解の上、ご協力よろしくお願い申し上げます。

詳細につきましてはどうぞ何なりとお問い合わせください。

これまで十数年間各種の行進やインディアンのランニングの縁にあった私たち(山口晴康、堀越由美子)がこのPeaceful Tomorrow Walkの日本側呼びかけ人になり、皆様方にお知らせとお誘いをさせていただきます。なお本行進の総合世話人として、2000年より、広島の灯を運ぶ行進に参加し、2002年のアメリカ横断「広島の灯諸宗教合同巡礼」の行進に参加した中野信吾がお世話させていただきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

Peaceful Tomorrow Walk 呼びかけ人 山口晴康 堀越由美子

堀越由美子 連絡先:   
〒542-0086大阪市中央区西心斎橋1-10-6  
ファックス:06−6252−8180   
     
山口晴康 連絡先:
〒444-0324愛知県西尾市寺津町亀井66
携帯090−6576−4727

中野信吾
携帯080−3030−3083

詳しくはホームページをご覧下さい
http://www1.harenet.ne.jp/~susumu/peacefultomorrow.html
E-mail walk@pr4.harenet.ne.jp

*2000年広島の灯を運ぶ行進(ヒロシマ2001ピースウォーク)、
 2002Hiroshima Flame Walk(広島の灯諸宗教合同巡礼)につきまして、
 詳しくはこちらをご覧ください。    www.otsukimi.net/walk/

*最初のお知らせ(チラシ)にありましたNYテロの遺族の方の来日は、都合によりなくなりました。

 日本国憲法第九条

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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