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キャタピラー社にあなたの声を

イスラエル軍特注の家屋破壊用ブルドーザー納入を中止して

パレスチナの家屋破壊に手を染めるイスラエル軍が特注した家屋破壊用ブルドーザーの納入中止を、アメリカのキャタピラー社に求めるアクションの呼びかけです。


Subject: [TUP-Bulletin] TUP速報189号 03年10月11日 より
キャタピラー社にあなたの声を!

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社会・生活基盤の建設のために使われるべきブルドーザーが、イスラエル陸軍
の手にかかれば、パレスチナ人の生活の破壊のために使われているのは、ご存
知だと思います。同軍特注の巨大ブルドーザーを製造・納入している米キャタ
ピラー社宛てに納入中止を求めるメールを集中するキャンペーンを紹介します。

TUP / 井上 利男 @奥会津から
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プログレッシブ・ポータル 平和を求めるユダヤ人の声 共同キャンペーン
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キャタピラー社にあなたの声を!
『パレスチナの住宅・果樹園を破壊するブルドーザーをイスラエル軍に引き渡
さないでください』

プログレッシブ・ポータル 2003年9月9日
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友人のみなさん

日曜の夕刻、ユダヤ教の贖罪と許しの日――ヨーム・キップールの儀式から徒
歩で帰宅の道すがら、天上の火星――ローマの軍神マース――が私の目を惹き
つけました。前夜にテレビで観た丁寧な解説の科学番組を思い出しました。地
球の軌道は太陽から奇跡的に適正な距離にあって、今見るような地球生態系を
維持できるのです。私たちが視力を持っているのも、眼と脳との驚くべき仕組
みが備わっているからです。

中東から伝えられた恐ろしいニュースについても考えました。ヨーム・キッ
プールのイブの夜、兄弟たちをイスラエルとの戦闘で亡くしたパレスチナの女
性弁護士が、イスラエル人とパレスチナ人共同所有の混み合った食堂で自爆し、
彼女自身、イスラエル人14名、パレスチナ人5名が死亡しました。報復とし
て、イスラエルはシリア深く侵犯し、(地元の人たちによれば、放棄されて久
しい)いわゆるテロ訓練キャンプを爆撃しました。

地球上の生命の信じがたい「はかなさ」、人間の奇跡的な複雑さと美しさを思え
ば、たがいを傷つけ、殺し合うのは純然たる冒涜であるはずです。

近頃、軍神マースは実に忙しい。同時に、私たち、公正と平和を希求する者た
ちも忙しいのです。あなたにこのEメールを差し上げたのは、ちょっとした行
動をお願いするためです。米キャタピラー社宛てにメールを送信してください。
キャタピラー社に、イスラエル軍がパレスチナ人の住宅と果樹園を破壊するた
めに使うブルドーザーの販売を中止するように要請してください。

私たち(プログレッシブ・ポータル)は、国際法と人間の尊厳を勝手気ままに踏
みにじるキャタピラー社の商行為を断念していただくためのキャンペーンを、
『平和を求めるユダヤの声』・人権グループ連合との共同で進めています。

今すぐ、あなたの声を送信してください。

お名前、ご住所、アドレスなどの入力のみでキャタピラー社役員全員宛てに送
信される英語文案付きメール・フォームを用意しました――
http://www.progressiveportal.org/cat/

『家屋破壊に反対するイスラエル人委員会』によれば、イスラエル陸軍は、1
967年以来、9000棟に迫るパレスチナ人住宅を破壊し、5万人の住み処
を奪いました。パレスチナ農務省によれば、根こそぎにされたオリーブ樹は2
0万本以上にもなります。(そう言えば、マースは農耕神でもありました)

今年3月16日には、パレスチナ領ガザ地区で、家屋破壊を非暴力手段で阻止
しようとしていたアメリカ人平和活動家レイチェル・コリーが、イスラエル軍
のブルドーザーに轢き殺されました。

イスラエル軍の行為は、イスラエル国内、およびアムネスティ・インターナシ
ョナルなど、世界の人権団体から糾弾されています。イスラエル領に属さない
広大な地域を併合することになる『アパルトヘイト・ウォール(人種差別・隔離
フェンス)』の建設については、ブッシュ政権でさえも、行き過ぎであるとイ
スラエルを批判しています。ちなみに、このフェンス築造現場でもキャタピ
ラー社製建設機械が使用されています。

今こそ、私たちが声を上げる時です。

私たちが生きているうちに、努力が平和に結実するのでしょうか? 最近の状
況では、すべて悪い方に進んでいるように見えます。だが、南アフリカで、ネ
ルソン・マンデラが初代大統領に就任し、真実和解委員会が、報復ではなく、
罪の赦免と寛容を告げるにおよんで、自由が現実になるまでは、誰が信じるこ
とができたでしょうか? そんなことは、ありえない夢でした。だが、ある日、
現実になりました。変化は訪れる、それも時には急速に訪れると、南アフリカ
が教えてくれました。ただし、そのためには、私たちは希望を抱き続け、ゴー
ルに向かって粘り強く努力しなければなりません。

今すぐ、そのための一歩を記してください。キャタピラー社に破壊活動から手
を引くように告げてください。同社の行動倫理規定に従うように告げてくださ
い――
http://www.progressiveportal.org/cat/

あなたの参加を心からお願いします。

平和!

スティーブ・フリードキン
プログレッシブ=ポータル 発行人
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翻訳 井上 利男 / TUP

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菅原 秀 Schu Sugawara
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