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HOT NEWS

11月下旬から12月上旬のピースアクション

"WORLD PEACE NOW" ニュース Vol.17 2003/11/21 より

こんにちは。
「非戦」・「非暴力」・「イラク占領認めない」・「日本の協力認めない」
"WORLD PEACE NOW"メルマガチームです。

選挙には行かれたでしょうか。
マニフェスト選挙という空気の中、
せまい選択肢の中ではあったけれども、
一人一人がこの国の当事者として考え、行動するきっかけには
なったのではないでしょうか。

今回は、目先2週間程度の内容なのに
たくさんのアクションと、呼びかけがあり、
リンクの紹介にとどめて短いものにいたします。

メディア、憲法、自衛隊派兵、木材利用、
小型武器、劣化ウラン、パレスチナ、北東アジア、
購買・消費、生態系、世界社会フォーラム・・・

幅広い内容ですが、すべてがつながっています。
(脚注参照)

わたしたちには、もっといい世界が似合います。
もっといい世界を創るのは、わたしたち自身です。

共に未来を創っていきましょう。

http://www.worldpeacenow.jp/
"WORLD PEACE"を創るのは、わたしたちひとりひとりです。

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●『DAYS JAPAN』発刊の呼びかけ広河隆一
人々の意志が戦争を止める日が必ず来る――
       一枚の写真が国家を動かすこともある――
http://give-peace-a-chance.jp/118/days.html

●「憲法改悪に反対し、9条をまもり、平和のために生かす署名運動」にご協力ください
http://www4.vc-net.ne.jp/%7Ekenpou/seigan.html

●あなたの「顔署名」が武器貿易の暴走を止める!
 〜オックスファムとアムネスティ、小型武器貿易規制の共同キャンペーン開始〜
http://www.controlarms.org/
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●〜12.3 JVJA写真展『世界の戦場から』開催のお知らせ
http://www.jvja.net/

●11.21 STOP THE WALL !! イスラエル・パレスチナ
和平を隔てる「壁」を止めよう@池袋西口公園
http://www.stopthewall.jp/

●11.22 私たちの木材利用を考えるシンポジウム
http://www.foejapan.org/forest/doc/sympo2003.html

●11.23 劣化ウラン弾:UMRCのドラコビッチ博士来日
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/UMRC/umrc.htm

●11.23 ピースアクション21連続講座「平和とわたしたち」
http://www.peace-action-21.org/

●11.24 自衛隊はイラクへ行くな! 殺すな! 殺されるな 11・24行動へ (東京)
http://peaceact.jca.apc.org/modules/eCal/display-event.php?id=852

●11.28 ピースフル・トモロウズ〜北東アジアに真実・和解・平和を
http://give-peace-a-chance.jp/118/1128.html

●11.29 無買デー(BND)に参加しませんか?
http://www.bndjapan.org/japanese/index.html

●11.29 パプアニューギニアの文化と生態系とすすむ原生林破壊
http://www.greenpeace.or.jp/event/e20031129/view

●〜12/5 第2次締切
ピースボートでWSF(世界社会フォーラム)@インドに行こう!
http://www.peaceboat.org/info/wsf/

●12/6 JVJA年次報告会「イラクとパレスチナー2つの占領ー」
http://www.jvja.net

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◆脚注

たとえば経済の観点からながめていくだけでも・・

経済発展に伴う悪循環が、私達(ひとりひとり〜地球そのものまで)
の命を削リ続けています。
それは軍事・暴力や環境破壊と密接に結びついています。

お金最重視の経済発展(←命の商品化)
→大量消費、非循環型製品、非環境商品
 &企業競争力アップが常に必要
→土地・資源の強奪(が必要)←軍事力・軍需産業
(東南アジア他世界中、パレスチナ)、戦争(イラク)。
 圧倒的な経済格差、経済依存化による土地・資源の奪取
(暴力のグローバル化。世界中へ。法による合法化)
→国家権力へのロビイング(癒着)
  法人税ダウン・消費税アップ、公的・福祉サービスを奪取
  郵貯などの貯蓄・投資資産の強者向け投資(軍事・治安など)
→労働市場のグローバル化(国外へ逃避するため)
 (国外では人権侵害をマネーパワーで)
→森林伐採、土壌流出、環境破壊、
 生態系破壊(世界中特に南)←DNA含む知的著作権。
  なくなった分だけ少ないものの価値が上がる
&→貧困格差拡大(日本含む世界中)、文化破壊(世界中)
  地場産業・農林水産業崩壊(世界中)。教育不足。
 →借金が膨れ上がる。生き残るためにお金が不可欠に。
  →自らの商品化  罪悪感・借金苦→自殺率増大
   →背に腹は変えられぬのでお金しか頼れず振り出しに戻る悪循環

経済のグローバル化は軍事的パワーと足並みをそろえることで
強者・お金持ちに有利な、とても不平等な形で進行しています。
そしてそのパワーゲームから降りようとするなら自らも貧困に
陥ると思われています。

日本の企業がアジアに進出するためには、アメリカと組んで
日米に有利な形で市場・日本企業をガードしたい。
そのためにも自衛隊を海外に出したいという面もあるでしょう。
(ここにはナショナリズムと差別がシンクロしますが)

国内では
→不満増大、正当な抗議さえも
 →軍事による抑圧、治安警察・監視力の拡大、メディアの偏向
  (安全な市場を守るパワー。勝った者こそ正義)
  →自由の制限、強者依存の進行(強いものにまかれろ)、
   貧しいものもゲームから降りられない。より速く。
   →自己責任からの逃避→消費行動、無痛行動、スケープゴート、
     絶望→自殺。海外ではテロ。各自の無責任さと天皇制。
    →奪う型経済の拡大継続

しかし、大きな力に対抗しようという力は抑圧され、
また、パワーゲームに参加せざるを得ないことで
自らも抑圧する側にまわされます。
しかし、こんな循環は持続不可能です。世界が滅びるので。
強いものについていくことで、滅びを遅くしようという
のは、地球がひとつではなかった列強近代100年前の考えではないでしょうか。
グローバルに一蓮托生な現代には合いません。

どうすればいいのでしょう?
簡単です。
このゲームから降りればよい。
またはこの奪うスパイラルを
逆向きに回せないものか。

→技術発展、本来あった技術の再発見
 →強者のために使われる(監視、軍事、デジタルデバイド・・)
 →生態系破壊(遺伝子技術・・)→自然産業破壊
but→弱者のためにも使える
(自然エネルギー、コピーレフト、知識共有、伝達高速化・・)

たとえば技術の発展は一人一人の知的パワーをアップさせてくれます。
知的パワーは誰でも無資本で持ってます。
でも技術発展だけでなんでも解決できるわけがない。

→民主主義的力、地球人としての倫理
政治や裁判、企業・国家の責任・不正に声を上げていくこと。
買い物・投資・貯金・保険運用などをエコ・ピース・人権的な観点から行うこと
も可能でしょう。

→心・倫理的発展、命のかけがえなさ・つながりの再発見
消費によっては埋められない心の内側をみつめることも必要かもしれません。
消費や競争でなくても、内にある価値に気づくことは可能でしょう。
お互いを待つ力、恨みなどの表面化に対して留まって解決する力
のような内的パワーが問われるかもです。
そして世界や命やモノたちとのつながりを想像する力も。
先住民の文化や江戸、縄文にとどまらず、さまざまなソースがたくさんあります。

→WTOの失敗、CSR・SRIなどの拡大
 しかし一方で先進国内にいられない企業が、規制のゆるい発展途上国へ
 逃避して暴力を要請するケースが多い(アジア、アフリカなど)。

→オルタナティブ&分散協調的な経済
(半自給自足・地産地消、連帯経済、地域通貨、地場・中小企業連携、NPO・
・・)

→世界市民の連携、オルタナティブな日本、多様な価値観
(世界中の市民の活動、メディア、NGO、企業へのグローバル・ルール
 世界社会フォーラム、国家・企業・NGO/NPO・国連などによる協働・・・)

さまざまなオルタナティブが提案、実行、成功してきています。
ゲームを降り、自分たちなりの世界(の協調)を創ることは
可能なのではないだろうか。

たとえば

植民地時代・冷戦時代などの過去の清算を含む相互運命共同体への意思確認
↓罪悪感の低下
互いに利他的な経済発展
→富の再分配→暴力性の低下(武装削減)→利他性の拡大
→環境重視→自然資源の各生態地域内での循環。地下資源は最小限に。
→福祉重視→あんしん、教育アップ、出産数低下
→多様性重視→芸術など、人権健全化
→地域ごとでの生活単位とその地球的ネットワーク化
  ローカル・グローバルの行き来型教育。ワールドパスポート。
→きもちいい世界の持続 
 スローな豊かさ 地球大の公 所有より借有・分有
 内的価値への肯定→自殺低下

そして改めて。
富の奪い合いではなくシェアをフェアに行うなら、
テロは起こりえません。
力で押さえ込もうとするなら、
結局はあらゆる人がプライバシーと自由を捨てる(抑圧の偏在化)か
あらゆる武器を捨て去るかのどちらかしかないのではないでしょうか。
そこまで見込んで改めて、非暴力で安全を保障する道が見えてくるのではないか。

上記もあくまでひとつの考え方です。
もっと深くてわかりやすい勉強会、たくさんあるんで
ぜひ足を運んでください。
とはいえ、まずは

今一度、私達の生活や経済のやり方、近代のやり方
見直してみることもいいんじゃないでしょうか。
けっこうできることあるはずです。

(文責:内山 短くするつもりがこれでも書きすぎ)

━━━━━━━━━━━まるごと転送歓迎ここまで━━━━━━━━━━
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Vol.17 編集:内山
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